長時間残業を抑制するためには、いくつかのポイントがあります。
主だったものは、以下のような感じでしょうか。
・明確な時間管理をし、業務の棚卸をする(適切に配分する)
・申請制にし、残業の必要性を上司の判断に委ねる
・特定の曜日をノー残業デーに設定する
上記に加え、私のお薦めは「To do(やること) のスケジュール共有化」です。
通常、スケジュールの共有は外出、来客、会議といった離席の予定が多いと思うのですが、To doも共有化するのです。
昨今はクラウドで容易に共有できます。
(ざっくりと、このような感じです)
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●月●日(●)
10:00~12:00 xx会議用資料作成
13:00~16:00 yy会社プレゼン用資料作成
17:00~19:00 zz販促ミーティング出席
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To doといえば日報で共有している会社もありますし、それはそれで良いのですが、日報は事後報告なので今回のテーマである残業抑制にはなりません。
To doで共有することで、部下は上司に報告や申請をする必要がありませんし、上司も部下のTo doで業務量が把握でき、必要かどうか判断できます。
私の経験上でも、かなり有効であると感じています。
テレワーク時は、さらに効果的です。
上司は「部下が何をやっているか把握できない」として、日常的なミーティングが推奨されていますが、To doを把握することにより、その成果物で進捗も確認できるようになります。
長時間残業の抑制はもちろん、適切な人事評価にも有用な対策であると考えています。