社会保険労務士として独立開業し、おかげさまで4年目を迎えました。
開業前は、他の社労士事務所との差別化とか自分の独自性ばかりを考えていました。
社会保険労務士は人事労務の専門家なのに、私はネット広告やプログラミングなんかも勉強していました。
ほぼほぼ、誰もやっていないであろうオンリーワンを目指して…
ただ、結局は開業当初なんて何でもやるしかない状況でした。
「Yes or はい」のみです。
依頼を受けた仕事を何でもやるので、差別化や独自性なんて全くありません。
結局、どの社労士事務所もやる仕事ばかりをしていたように思います。
ただ、それが悪いことだとは思っていません。むしろ、普通のことであったと思います。
開業当初は、差別化や独自性どころではなく、いかに仕事をもらうかで必死になるためです。
今さらながら、私の最大の強みは「営業力」であったと思います。
決して話が上手いとかではなく、単に人と会う機会を多く作れることです。
少しでもきっかけがあれば、すぐに会いに行きます。
飛び込み営業もできます。まぁ当然、イヤですが…
でも、人と会うことにより、仕事につながるきっかけを作れる可能性が出てくるのです。
家に籠って、何かを考えたり、何かの勉強をしても、次はありません。
やはり、いかに多くの人に会うことです。一期一会と思って、真剣に人と接する。
それこそ、最も大切なことだと思っています。
今、思うと「営業」こそ、最大の差別化かもしれません。