日本は少子高齢化により、労働力人口は明らかに減少しています。
今後は外国人の活用を検討する会社も増えてくるのではないでしょうか。
私も前職がIT企業であったせいか、多くの外国人社員と接してきました。
最初は戸惑いもありました。どう接したら良いのやら…と。
国民性、文化、宗教、生活習慣等々、日本人とは違っていて当たり前だからです。
当然、そのような事情は考慮すべきですが、実際には何をどうすれば良いのか、全く分からなかったのです。
ただ、様々な外国人と接している上で、1つの結論に達しました。
「基本的に日本人と同じように接する」ことです。要はヘンに気を使わないことです。
日本に来る外国人は、ほとんどが日本のアニメ・マンガ・ゲームが大好きで、まず親日家です。
(「技能実習生」や「特定技能」で来日する外国人とは事情が違うかもしれません)
日本で働く以上、彼らも一社員として同じように接してほしいと感じています。
良くも悪くも、日本そのものを感じたいのです。
そう言えば、ある外国人が言っていました。
「日本での仕事は残業が多いですよ」と言ったら、「日本人のハードワークですら受け入れたい」と。
スゴいですよね。ちょっと間違った感覚かもしれませんが…
唯一、私が気にしていたことは、あいまいな表現を避けることだけでした。
「構いません」「検討します」「大丈夫です」みたいな言い回しです。
なるべく「OK」「NG」「Yes」「No」で返答するように意識していました。
日本語としてはおかしくても、外国人に対してはハッキリと伝えることが必要であると感じています。