給与計算担当者が「イヤだ~」と思っていることは、ズバリ【勤怠の手集計】です。
主に紙のタイムカードを使用している場合ですね。
そのような場合、残業や遅刻・早退・欠勤等を1つ1つ確認しながら集計していく必要があります。
非常に手間のかかる作業で、多かれ少なかれミスにもつながります。
私も顧問先から給与計算を依頼されることがあり、当然、上記のようなケースもあります。
初めて依頼を受けた際は、なるべく今までと同じように勤怠集計・給与計算をしていきますが、私はどこかのタイミングで勤怠管理システムの導入を薦めるようにしています。
下記のようなメリットがあるからです。
・社員の勤怠をタイムリーに把握できる
・残業や遅刻・早退・欠勤等が正確に自動集計される
・集計されたデータをそのまま給与計算ソフトに使える
・有給休暇の取得状況を管理できる
・法改正に対応されている 等々
作業効率は大幅に改善されるはずです。
結果として、コストの削減にもつながります。
デメリットはほとんど無いと思いますが、あえて言うと、新しいことに取り組むための負担になりますでしょうか。
確かに初期設定は大変です。時間もかかります。
ただ、一度導入してしまえば、元には戻れないほどメリットは大きいはずです。
少なくとも検討しない理由は無いと考えています。