失業手当と年金って、同時にもらえるのでしょうか?
※分かりやすく「失業手当」「年金」としていますが、正式には「求職者給付の基本手当(雇用保険)」と「老齢年金(国民年金・厚生年金)」になります
<受給要件>
【失業手当】 働ける(働きたい)けど、仕事が無い場合
【年金】 仕事を引退した場合
そう!上記の通り、失業手当と年金の支給目的は相反しています。
そのため、同時にもらえることはありません。
と~思いきや、実は年齢によるのです。
65歳までならどちらか一方が支給され、65歳以降は両方が支給されます。
「じゃ、65歳以降に会社を辞めるか」とすると、失業手当が一時金(30日か50日)になってしまうのです。
「じゃ、65歳の少し前で退職するか」とすると、会社から支給される退職金に影響する場合もあります。
今回はざっくりと書きましたが、実際はそれ以外にも色々なケースがあります。
特に年金は複雑なので、私もよく分かりません(申し訳ありません…)。
定年に近い方は、年金事務所に相談されることをお薦めします。
それまでの納付実績により、年金の受給額をシミュレーションしてくれるはずです。
年金は終身で受給できるため、まずは年金を最優先に検討すべきと思うからです。
ただ、私としてはシンプルに「働けるうちは働く」が正解だと思うのですがね。