退職届のポイント

通常、退職する際は「退職届」を提出します。

会社が用意している場合は、それを使用したほうが良いと思いますが、特にフォーマットはありません(それ以外でも有効です)。

ワードでも手書きでも、縦書きでも横書きでもOKです。文面を飾る必要もありません。

 

ただし、これだけは書いておいてほしい項目があります。

【日付】と【退職理由】です。

 

【日付】は2つあり、「退職する日」と「退職届を書いた日」です。

 

【退職理由】は、基本的に「一身上の都合」が多いと思いますが、「退職勧奨に合意」のケースも考えられます。

それぞれ一言ですが、会社を退職する(した)理由は非常に大事です。失業手当にも影響してきます。

よくあるケースなのですが、安易に会社から言われたと言って、「一身上の都合」としないでください。

 

あと、署名だけは直筆でお願いしたいところです。

 

退職届は必ず提出しなくても構いませんが、会社を退職した日と理由があいまいであると、なにかと問題になることがあります。

給料や税や社会保険料、健康保険や失業手当や転職活動等々…実際にその後、揉めるケースも多々あります。

 

ちなみに解雇の場合は、退職届を提出する必要はありません。

会社からの一方的な通知になりますので、むしろ「解雇理由証明書」をもらってください。

社員から請求されれば、会社は交付する義務があります。

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