最低賃金の計算について

今年も最低賃金引き上げの時期となりました。昨今の引き上げ額はヤバいですね…

今回は最低賃金の計算方法についてのポイントをまとめてみました。

 

最低賃金は「時間あたりの金額」で定められており、正社員やパート・アルバイト等を問わず、全ての社員に適用されます。

時給制の社員だと分かりやすいですが、日給制や月給制の社員の場合にも、時間額に換算して確認しなければなりません。 たとえば、月給者なら「月給 ÷ 1か月の平均所定労働時間」で計算するようになります。

もし手当が複数ある場合は、それぞれを時間額に換算して合計し、最低賃金額を下回っていないかを確認します。

例えば、基本給が時間給制で各手当(職務手当など)が月給制などの場合は、それぞれの時間額を換算し、それらを合計したものを最低賃金額(時間額)と比較する必要があります。

 

ここで注意が必要なのは、どの賃金を対象にするかということですよね。

下図のように最低賃金の対象となるのは、「基本給+諸手当」となります。

なお、除外できる手当は、精皆勤手当、通勤手当、家族手当のみとなっていますので、ご注意ください。 ← 間違っているケースが多々見受けられます

 

 

この機会に是非ご確認ください。

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