そもそもルールというものは、必要なのでしょうか?
まぁ、組織や集団においては必要ですよね。
では、ルールはなるべく細かいほうが良いのでしょうか?
難しい問題ですが、私はできるだけシンプルにすべきと考えています。
少なくとも、ルールありきは良くないと思っていいます。
必要に応じて最低限、といった感じでしょうか。
よく「変な校則」が話題になります。
例えば、以下のような校則です。
・女子は坊主にしたら退学
・モヒカン禁止
・傘は無地のみ
・携帯は持ってきてもいいが、使ってはいけない
・恋人が出来たら報告する 等々、どうしてこうなった?みたいな校則です。
ただ、思うに最初からこのように決められていたわけではないはずです。
「坊主にした女子がいたから」「モヒカンにした生徒がいたから」と他の生徒への影響を考え、校則に追加していった結果、他人から見ると「あり得ない」校則になってしまったと思うのです。やむを得ず…の対応と言いますか。
そう考えると、そのような細かなルールは要らない組織や集団のほうが理想なはずです。
上からのルールより、伝統的な慣習を重視すべきで、その慣習でうまくいく手法を考えるべきと思うのです。
つまり、ルールよりマネジメントやコミュニケーションのほうが大事であり、より重視すべき対応なのです。
問題があったら即ルール追加で、うまくいく組織や集団はなかなか無いと思っています。