私は新卒から10数年、営業職に従事していました。
そのため、営業の経験がほとんどない他の社労士より、私は営業ができると思っていました。
そんな中で個人事業主として社労士事務所を開業して数年、最近、つくづく感じることがあります。
あたらめて、「営業力とは何か?」ということです。
・飛び込み営業やテレアポができる
・プレゼンが上手い
・コミュニケーション能力が高い
・企画、提案力がある
・専門性の高い知識、技術がある 等々、いくらでもあります。
ただ、上記の内容は一般的なことであり、競争に勝ち抜くには少し弱いように感じていました。
要は「独自性のある武器」が必要であると考えていたのです。
私は社労士なので、社労士以外の+α(誰もやっていないこと)が必要なのではないかと。
当時、私が考えていたのは、このような感じです。
・社労士+ネット広告
・社労士+うつ病支援
・社労士+データサイエンス
これらを勉強し、実際に実践したものもあります。
しかしながら結果としては、撃沈です…全くダメでした。
今でも着眼点が悪かったとは思っていません。すぐに結果を求めようとして、当時としては諦めました。
そのため、いずれタイミングをみて再挑戦したいとすら考えています。
その上で、「営業力とは何か?」を考えているところです。
社労士事務所として多少の経験を積んだ今は、『知名度』や『認知度』が何よりも大事なのかなと感じています。
「営業力」や「独自性」があったとしても、結局は誰も私が社労士業をやっていることを知らないのです。
であるならば、まずは私が社労士であることを知ってもらうことが最優先の課題であると考えています。
では、どうするか?
それは、またまた考えるしかないですね。