コロナ禍でテレワークが一気に浸透しました。
社員にとっては「通勤がなく、ストレスが軽減できる」「声をかけられることが減り、仕事に集中できる」といったメリットがあり、概ね好評のようです。
ただし、管理職にとっては、どうでしょうか?
個人的な意見としては、あまり歓迎しているようには感じません。。
理由は色々と考えられますが、その1つが部下の仕事の進捗状況の把握にあるようです。
つまり、管理職にとって「今、部下は何の仕事をしているのか?」といったことが分からず、それが不満につながっているのです。
そのための解決策として、こまめな面談の活用があります。
例えば、毎日10~15分程度の軽いオンラインミーティングを行うのです。
仕事の進捗状況を確認するとともに、日常的なコミュニケーションを図ることが目的となります。
確かに良い考えですよね。
ただし、私は部下の予定を共有することもお薦めしています。
通常の「外出」「来客」「会議」といった予定だけでなく、「この時間は、どの仕事をしているか(To do)」も共有するのです。
10:00~12:00は企画書作成、14:00~16:00は会議資料作成、といった感じで、それをカレンダーアプリでチーム内で共有するのです。
単純な発想に思われるかもしれませんが、To do を共有するだけで部下の仕事の進捗状況をいちいち確認する必要もありません。
部下ごとの繁閑も把握できるので、管理職としてはチームで効率よく仕事を進めていくための指示もでき、とても効果的です。