先日、とある経営者から相談された案件です。
「あの社員は評価できないから、30%減給にしたいが大丈夫か?」と。
不利益変更のリスクが大きいので、「10%程度に抑えることは可能か」確認したところ、難しいとの回答でした。
なかなか悩ましい相談ですよね…
私がその評価の妥当性を判断することはできません。当事者でもないですし。
ただ1つ思ったのは、経営者から評価できないと判断された社員が会社に残る意味がどこまであるのだろうか、という事です。
今後、その社員がどんなに頑張ったとしても、おそらく数年は評価されない状態が続くと思います。
どのような理由であれ、一度は経営者自身が判断したのですから。
そうなった時、会社にとっても、社員にとっても、その時間(評価できない、されない期間)は有意義なものになりますでしょうか。
おそらく、そんなはずはないですよね。
確かに、その社員にも生活があります。会社にしがみつかないといけない状況かもしれません。
ただ、10%か30%か分かりませんが、減給を受け入れてまで残ることが本当に正解なのでしょうか。
世の中には星の数ほどの会社が存在します。
その会社で活躍できなくても、環境さえ変われば、その社員だって能力を発揮できる可能性があるかもしれません。
何が言いたいかというと、会社にとって雇用の継続だけが選択肢ではないという事です。
状況によっては、他社を薦めたほうが、(そのための支援をしたほうが、)お互いにとって良い結果になることもあり得るはずです。
いわゆる「退職勧奨」です。
まぁ、言うほど簡単な話ではありませんが…