入社時に「身元保証書」の提出を求める会社は少なくありません。
この書類は、主に以下の3点を目的としています。
・社員が真面目に働くことを第三者に保証してもらうこと
・社員が故意または重大な過失を起こした場合、その損害を連帯して補償してもらうこと
・不測の事態が起きた際に連絡を取るための緊急連絡先の確保
ただし、身元保証書を提出してもらうには、メリット・デメリットの双方があります。
<メリット>
1. 社員の規律意識の向上
2. 会社としての安心感の確保
3. 重大な問題発生時の損害回収の可能性
4. 緊急時の迅速な対応
<デメリット>
1. 保証人の精神的・法的負担
2. 保証の有効期間の制限
3. 保証人の確保(依頼できる人がいないこと)
身元保証書には一定の効果を期待できますが、あくまでも備えの1つに過ぎません。
人事担当者としての実務的な視点で言えば、最も大きな意義は【緊急連絡先の把握】にあります。
社員に不測の事態が起きた場合、会社が誰と連絡を取るべきか事前に明確にしておくことは、安心・安全な職場づくりの基本でもあります。